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2023.10.07

集客ノウハウ

リスティング広告を運用するために必要な費用は?住宅会社が成功するための運用ポイントも解説

リスティング広告を運用するために必要な費用は?住宅会社が成功するための運用ポイントも解説

リスティング広告は見込み顧客に対して効果的にアプローチできる手段の一つです。しかし、いざリスティング広告を初めてみようと思っても、どれくらいの予算があれば効果が出るのか判断に迷うことは多いものです。

 

今回はリスティング広告に初めて取り組む場合に必要な費用の相場を詳しく紹介します。また、ハウスメーカーや工務店でリスティング広告を運用する際のコツも紹介します。

 

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リスティング広告とは

リスティング広告とは?
キャプション

 

リスティング広告は「検索連動型広告」とも呼ばれ、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを検索した際に、検索結果の画面上に表示されるテキスト広告です。

 

リスティング広告の基本は以下の記事で詳しく解説しています。

▶リスティング広告の仕組みを徹底解説!住宅会社での効果的なやり方も紹介

 

リスティング広告のメリット

リスティング広告は、ニーズが顕在化しているユーザーが知りたい情報を検索した際に表示される広告のため、購買意欲が高い顧客へアプローチしやすい点が大きなメリットです。

 

また、リスティング広告は運用型広告に分類され、掲載期間中に指定するキーワードの改善や広告クリエイティブを差し替えるなどPDCAを回しやすい点も特長です。

 

リスティング広告のデメリット

リスティング広告のデメリットは、成果を上げるためにあらゆる指定キーワードや広告テキストを用意しテストを行うという、工数がかかる点です。

 

複数のキーワードや広告テキストの差し替えを行いPDCAを回していくには、リスティング広告の運用に担当者を付けるなど社内リソースを割く必要があるでしょう。

 

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リスティング広告費用の相場

リスティング広告費用の相場とは

 

リスティング広告の費用は、かけられる広告費用の総額によって変わってきます。ここではリスティング広告サービスを提供している各プラットフォームの最低設定金額や、リスティング広告の初期運用費用の相場について解説します。

 

各プラットフォームの最低設定金額

リスティング広告の掲載場所は、GoogleとYahoo!の2つのプラットフォームが代表的です。GoogleとYahoo!は日本のインターネットユーザーの約9割が利用しているため、この2つの検索エンジンにリスティング広告を配信することで多くのユーザーにアプローチできます。

 

Google広告でリスティング広告を配信する場合最低設定金額は1,000円です。また、Yahoo!のリスティング広告における最低設定金額は3,000円です。

 

このように、GoogleもYahoo!も低予算からリスティング広告を実施できることがわかります。しかし、最低設定金額と成果を上げるための予算相場には乖離があります。

 

では、実際にリスティング広告で成果が上がるとされている費用はいくらなのでしょうか。

 

リスティング広告費用の相場

リスティング広告を初めて取り組む場合の相場は20~30万円とされています。

 

これはリスティング広告の運用代行する代理店の最低出稿金額に設定されている金額でもあり、初めて取り組む場合でも一定の成果が出やすい価格帯とされています。

 

ただし、この価格帯はあくまでも相場であり、配信する広告のサービス内容や狙うキーワードによって上下します。

 

リスティング広告は入札課金制のため、リスティング広告を出稿している競合が多い場合は入札金額が高くなり、その分予算もかかります。

 

そのため、リスティング広告の費用を決定する場合には、リスティング広告費用の相場を理解した上で競合にあたる企業やサービスの相場を知ることも大切です。

 

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リスティング広告費用の決め方と計算方法

 

リスティング広告の費用は、自社で獲得したい成果目標をもとにどれくらいの予算が必要か逆算する方法と、クリック単価の相場を概算した数値を参考にしつつ決める方法があります。

 

それぞれの方法について、具体的な計算方法や手順を見ていきましょう。

 

成果目標から逆算する

リスティング広告で獲得したいコンバージョン数やCPAが明確な場合は、これらの成果目標から逆算することで必要な広告費用が明確になります。

 

CPAとは「Cost Per Acquisition」の略で、1コンバージョンに対してかかる費用を指します。CPAの算出は他施策でのコンバージョン単価を参考にしたり、確保したい利益を差し引いて算出するといいでしょう。

 

仮に、目標CPAを5,000としてコンバージョンを100件獲得したい場合の費用は以下の計算方法により、広告費用は50万円必要ということがわかります。

 

目標CPA 5,000円×コンバージョン 100件=500,000円 このように目標CPAとコンバージョンをあらかじめ決めて広告費用を逆算することができます。

 

クリック単価の相場を参考にする

リスティング広告のクリック単価は広告を配信するサービス内容や業種、市場規模などによって大きく変化します。クリック単価の相場が高ければその分、広告費用も必要です。

 

成果目標などの指標がない場合は、クリック単価の相場を踏まえてリスティング広告費用を判断してもいいでしょう。また、成果目標から逆算して広告費用を算出した場合でも、クリック単価の相場と大幅に乖離がないか確認すると、より正確に費用を決められます。

 

指定したキーワードのクリック単価の相場を知りたい場合は、Googleが提供しているキーワードプランナーを使って調べることが可能です。

 

クリック単価の相場がわかったら、クリックしてからコンバージョンに到達する割合(コンバージョン率)の想定値を設定し、相場が許容できるクリック単価の費用内かどうかを計算しましょう。

 

なお、コンバージョン率の想定値は過去に実施した他のWeb広告や自社サイト経由での問い合わせなど、自社で取り組んでいる他の施策を参考に算出しましょう。

 

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代理店へ運用を委託する場合の相場

代理店へ運用を委託する場合の相場とは

 

リスティング広告は、指定するキーワードや広告テキストの内容が成果に大きく影響するため、選定がとても難しいです。また、こまめな効果測定や運用を行う必要もあります。専門知識のある人員が社内にいないと、なかなか思うように成果は上げられないでしょう。

 

そのため、初めてリスティング広告を行う場合は、広告運用を専門としている代理店へ委託するケースがほとんどです。ここでは、代理店へ広告運用を委託する場合の相場について詳しく解説します。

 

リスティング広告運用の代行費用の種類

リスティング広告の運用を代理店へ委託する場合には、一般的に以下の項目が費用としてかかります。

 

・初期設定費用
・広告費用
・広告運用代行費用

 

広告費用は広告配信費用そのものですが、初期設定費用と広告運用代行費用は代理店への委託費用です。

 

初期設定費用は、リスティング広告を配信するまでの準備にかかる作業費用です。具体的には、Google広告のアカウント開設、キーワードの選定、広告グループ作成、広告テキストの作成などがあります。初期設定費用は代理店によって広告運用代行費用の中に含まれる場合もあります。

 

広告運用代行費用は、広告の配信が開始されてからの運用にかかる費用です。作業の内訳としては、日々の入札価格の調整、キーワードごとの単価調整、広告テキストのABテスト、レポーティングなどが一般的です。

 

運用代行手数料の相場

リスティング広告の運用代行費用の相場は、広告費の20%ほどです。例えば広告費用が100万円の場合、運用代行費用は20万円かかります。つまり、代理店に委託する場合は代行費用を含めて120万円の予算を捻出する必要があります。

 

代理店によっては、運用代行費用に最低金額を設定している場合があります。運用代行費用の最低金額とは、委託する際の広告費用が一定金額未満だった場合、広告費用の20%ではなく定額で代行費用を請求するものです。この最低金額は代理店によって異なるため、依頼する場合は事前に確認するといいでしょう。

 

また、前述の通り代理店によっては、この20%の中に初期設定費用が含まれている場合と、別途料金が発生する場合があります。委託する際は初期設定費用が含まれているかどうかもあらかじめ確認すると安心でしょう。

 

運用代行を委託した際の一般的な契約期間

リスティング広告の運用を代理店に委託する場合、あらかじめ契約期間を定めます。

 

特にリスティング広告を初めて取り組む場合は、広告の配信結果を踏まえてPDCAを回しつつ、成果を目指していきます。

 

そのため、代理店がある一定の期間はPDCAを回せるように「最低契約期間」を定めている場合もあります。契約期間は代理店によって異なりますが、大体1ヶ月〜6ヶ月で設定するケースがほとんどです。

 

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住宅会社がリスティング広告で成功するためのポイント

住宅会社がリスティング広告で成功するためのポイントとは

 

リスティング広告はハウスメーカー・工務店のマーケティング施策としても欠かせません。リスティング広告の運用で成果を上げるためには、適切な費用をかけること以外にも大切なポイントがいくつかあります。

 

ここでは、住宅会社がリスティング広告を運用する際に覚えておくべき成功のポイントについて紹介します。

 

撤退ラインを決める

リスティング広告はPDCAを回して運用改善を行なっていく必要があります。最初の数ヶ月は思うような成果は上がりにくいでしょう。

 

ただし、どの時点で運用の継続を判断するかはあらかじめ決めておかないと、成果が上がらないままずるずると運用を続けることにもなりかねません。

 

そのため、「3ヶ月で目標CPAを達成できなければ運用を一度停止し、施策を見直す」など具体的な撤退ラインを決めておくことは大切です。

 

リスティング広告を成功させるためには、一旦立ち止まって広告の掲載結果から想定される課題や改善点をもとに、施策を立て直すという選択肢を常に持っておきましょう。

 

広告文のABテストをする

リスティング広告の広告テキストはいろいろな切り口で訴求している複数のパターンを用意しましょう。

 

その上で、コンバージョンに繋がりやすい広告テキストはどれかを検証することが大切です。これらの一連の作業をABテストと言います。

 

ABテストではテストする項目以外はできる限り同じ環境・条件で実施することが望ましいとされています。

 

そのため、広告テキストでABテストを行う場合は、同じ時期・同じキーワードの条件で広告を配信し、それぞれのテキストの効果を比較しましょう。

 

遷移先のLPを作り込む

リスティング広告はキーワードの選定や広告テキストを最適化しても、クリックして遷移するランディングページ(LP)の設計が正しくないとコンバージョンを見込めません。

 

ランディングページはコンバージョンまでの導線がスムーズに設計されているか、訴求したいサービスや商品のメリットが明確に伝わるページになっているかなど、定期的に実際のユーザー導線を確認しながら効果検証することが大切です。

 

なお、ランディングページについては以下の記事で詳しく解説しています。

▶ランディングページとは?工務店・ハウスメーカーが活用するメリットと作り方のコツを紹介

 

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ハウスメーカー・工務店のリスティング広告運用はFREEDOM X株式会社のマーケティング室へ

リスティング広告を初めて運用する場合の相場は広告費用で20〜30万円ほどです。また、代理店に運用代行を委託する場合は広告費用の20%が代行費用の相場です。初期設定費用も代理店によってはかかる可能性があるため、あらかじめ確認することが大切でしょう。

 

リスティング広告の運用代行を検討している住宅会社様は、工務店・ハウスメーカーに特化したWebマーケティング会社を選ぶことをおすすめします。

 

私たちFREEDOM X株式会社のマーケティング室は、年間棟数約400棟の設計事務所であるフリーダムアーキテクツから独立し、住宅・不動産業界専門のWebマーケティング支援を行っています。

 

リスティング広告に関してお困りのことがあれば、ぜひご相談ください。貴社の状況に合わせた解決策を丁寧に提案させていただきます。

 

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