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2023.10.03

集客ノウハウ

キーワードの検索数を調べる方法や便利なツールは?注文住宅の工務店やハウスメーカーで活用するポイントも解説

キーワードの検索数を調べる方法や便利なツールは?住宅会社で活用するポイント

SEOに取り組む際に各キーワードの検索数は方向性を決める上で参考になる重要な指標です。

 

ただ、いざ検索ボリュームを調べようと思っても、調べ方がわからず戸惑ってしまう担当者も多いでしょう。また、検索ボリュームを調べた上で、それをどのようにSEO施策に活かせば良いかご存知でしょうか。

 

今回はSEOの施策に大切な「検索ボリューム」について、調べ方や活用方法を詳しく解説します。

 

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検索数(検索ボリューム)とは

検索数(検索ボリューム)とは、ユーザーが特定のキーワードを検索した月間回数を指します。すなわち、「指定したキーワードが月に何回検索されたか」を表す指標です。

 

検索数を調べることで、狙っているキーワードでどの程度の流入を見込めるかを把握でき、SEO施策を検討する際に重要な指標となります。

 

SEOとは日本語で「検索エンジン最適化」とも呼ばれており、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを検索した際に、自社サイトが上位に表示されるように自社サイトを最適化することです。

 

コロナによるオフライン営業の鈍化に伴い、デジタルマーケティングの必要性が高まる中、SEOは近年注目が高まっているマーケティング施策です。

 

なお、SEOに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

▶Web集客にはSEOが重要!基礎知識からハウスメーカー・工務店の成功事例も紹介

 

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検索数の調査が重要な3つの理由

検索数の調査が重要な3つの理由とは

 

検索数はリスティング広告を配信する際にも活用しますが、今回はSEOで検索数を調べる必要性について詳しく解説します。

 

SEOでキーワードの検索数を調べるのは、主に自社サービスがオウンドメディアやサービスサイトで狙うべきキーワードを見つけるために行われます。

 

キーワードの検索数調査は基本的にSEOの「キーワード選定」の過程の一つであることが多く、検索数を調べる際には最終的にどのように活用したいかを明確にしておくことが大切です。SEOの取り組みで検索数を調べる際に目的とされやすい例を3つ紹介します。

 

また、SEOのキーワード選定に関しては以下の記事で詳しく解説しているため、併せて確認することでより理解が深まるでしょう。

▶SEOのキーワード選定の基本ステップ|ハウスメーカー・工務店で押さえておきたい選定ポイント

 

ユーザーのニーズを把握できる

検索数を調べることで、ユーザーが抱えているニーズを具体的に把握できるメリットがあります。

 

なぜなら、検索数が多ければ多いほどそのキーワードで検索しているユーザーが多いということになり、同じニーズを抱えたユーザーがたくさんいることがわかるためです。

 

自社サイトへのアクセス数を増やすヒントを見つけられる

検索数が多いキーワードの検索結果で自社サイトを上位表示させることができれば、その分自然検索による流入数が増加する可能性が高まります。

 

そのため、検索数を事前に調べて、自社が狙いたいターゲットが多く検索するキーワードを把握することで自社サイトのアクセス数をどのように伸ばせばいいか考えるヒントとなります。

 

新規コンテンツの方向性を決める参考にできる

自社で運営するコラムやブログがある場合は、新規コンテンツで狙うキーワードを決める際に検索数が参考になります。

 

例えば、注文住宅コラムを作る際に「注文住宅」の掛け合わせキーワードで「相場」の検索数が多い場合は、注文住宅の価格に関するコンテンツを作成する、などの方向性を決められるでしょう。

 

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キーワードの検索数を調べる方法

キーワードの検索数を調べる方法とは

 

SEOの観点で検索数を調べる際には、検索数を調べるキーワードを洗い出す準備が必要です。ここでは、検索数を調べる方法を詳しく紹介します。

 

調査したいキーワードに関連するキーワードを洗い出す

まずは調査したいキーワードに関連するキーワード群を洗い出します。例えば、「注文住宅」の検索数を調べたい場合は、「注文住宅 間取り」など掛け合わせワード群をできるだけ洗い出すイメージです。

 

この際、ラッコキーワードなどの関連語検索ツールを利用すると便利です。また、Googleでは検索結果画面の下に表示される「他のキーワード」も関連キーワードとして活用するといいでしょう。

 

洗い出したキーワードから自社サイトの方向性に合うキーワードに絞り込む

調査したいキーワードに関連するキーワードを洗い出せたら、その中から自社サイトの方向性に合うキーワードだけに絞り込みます。

 

例えば自社のサービス範囲が首都圏のみの場合、関連キーワードに「沖縄」や「北海道」などのサービス範囲外のエリアワードがある場合は除外します。こうすることで、検索数を調べる際の作業時間や手間が軽減できます。

 

ツールを利用してキーワードごとの検索数を調べる

自社の方向性に合うキーワード群の作成が完了したら、ツールを利用してキーワードごとの検索数を調べましょう。

 

検索数を調べられるツールは様々な企業が提供していますが、もし現在利用しているツールがない場合は、以下の段落で紹介するツールを利用してみるといいでしょう。

 

検索数の表示はツールによって異なりますが、多くの場合は月間検索数が表示されます。検索数を調べたらエクセルファイルなどに情報をまとめ、検索数順にキーワードを並び替えるとその後の作業がスムーズでしょう。

 

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検索数を調べられるツール

検索数を調べられるツールとは

 

検索数を調べる際には、専用のツールを用いる必要があります。検索数を調査するツールは有料のものや無料のものがありますが、ここでは無料で利用できるツールを紹介します。

 

なお、無料の調査ツールは大量のキーワードを調査したり、精度の高い結果を出すには物足りないところがあります。自社内で予算が取れるのであれば有料ツールを利用することも視野に入れることをおすすめします。

 

Googleキーワードプランナー

GoogleキーワードプランナーはGoogle社が提供するサービスです。基本的にはGoogleリスティング広告を利用している広告主向けに提供されているものですが、Google広告を利用していなくても一部の機能は利用可能です。

 

Googleキーワードプランナーでは調査したいキーワードを複数まとめて調査でき、キーワード数が多い場合にはファイルアップロード機能を使える点が魅力です。

 

ただし、広告を出稿していない場合には検索数の結果が「100〜1000」などざっくりとした数字で表示されます。そのため、大まかな検索数を知りたい場合には活用できますが、より精度の高いキーワード調査を行いたい場合には別のツールを利用する必要があるでしょう。

 

aramakijake

aramakijakeも月間検索数を調査できる無料ツールです。aramakijakeでは調査したいキーワードのYahoo!とGoogleそれぞれの検索数を調べることができる点が特徴です。

 

また、検索数だけではなく、検索結果の表示順位ごとにどのくらいのアクセス数が見込めるかの予想数値も表示されるため、SEOの取り組みに利用しやすいツールです。

 

ただし、キーワード調査は1キーワードごとに検索窓に入れて調査する必要があるため、調査したいキーワード数が多い場合などは手間がかかる点がデメリットでしょう。

 

Ubersuggest

Ubersuggestは調査したいキーワードの検索数とそれに付随する関連キーワードの検索数を一括で調査できる無料ツールです。無料ツールの中で関連キーワードも含めて検索数を表示してくれるツールは少なく便利なツールです。

 

Ubersuggestでは調査したいメインキーワードを検索窓に入れ、言語を「日本語(Japanese/Japan)」を選択することで、日本国内の検索数を調べることができます。

 

Ubersuggestはアメリカの会社が提供しているサービスのため、操作画面は英語で表示される点のみ注意が必要です。

 

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ハウスメーカー・工務店が検索数を最大限活用するポイント

ハウスメーカー・工務店が検索数を最大限活用するポイントとは

 

新型コロナウイルスの影響もあり、ハウスメーカー・工務店のマーケティング活動においても、SEOやコンテンツマーケティングを取り組む必要性は高まっています。

 

SEOやコンテンツマーケティングに取り組む際に、住宅会社のマーケティングでは検索数をどのように活用できるのでしょうか。ここでは、検索数をうまく活用して成果を高めるためのポイントについて詳しく解説します。

 

ロングテールキーワードに注目する

SEOに取り組む際には検索数が大きいキーワードから対策を行いがちですが、検索数が多いいわゆる「ビックキーワード」と同じくらい大切にしたいのが「ロングテールキーワード」です。

 

ロングテールキーワードとは、例えば「注文住宅」という1つのキーワードではなく、「注文住宅 30坪 相場」など、複数の単語を組み合わせて検索されているキーワードをいいます。

 

ロングテールキーワードは一般的にビックキーワードよりも検索数は少ない傾向にありますが、ユーザーが求めていることが明確なキーワードであることから、購入意欲も高いユーザーが多い可能性があります。

 

そのため、検索数を調べた際にはロングテールキーワードにも注目し、その中でも比較的検索数が多いキーワードから対策を取ることで、購買意欲の高いユーザーの集客を狙えるでしょう。

 

検索ニーズが多く、自社の強みを活かせるキーワードを見つける

検索数をもとに施策を練る際に意識したいのは、検索数だけではなく「自社の得意領域」や「競合性」です。この2つを意識してキーワード対策を行うことで、自社の得意領域かつ競合が少ない領域で検索結果の上位を狙うことができるため、高い集客効果を期待できます。

 

自社の得意領域とは、例えば自然素材を利用した注文住宅を得意とした住宅会社であれば、「注文住宅 無垢材」というキーワードに関連するキーワード群を狙うといったイメージです。 「競合性」とは、自社が強みとしている領域で上位に競合他社サイトが少ないキーワードを見つけるということです。

 

例えば、自社で無垢材を活用した狭小住宅の事例が多数ある場合、「注文住宅 狭小 無垢材」などのキーワード群を検索して見ます。このキーワードの検索結果を見た際に競合他社のサービスサイトなどが少ない場合には、「競合他社が狙えていないお宝キーワード」の可能性があります。このようなキーワードは積極的に対策を取ることが大切です。

 

一方、検索ユーザーがターゲットと異なる可能性もあるため、上位サイトのコンテンツ内容を確認して自社のターゲットに合っているかの見極めも重要になります。

 

定期的に検索数に変化がないか確認する

過去に検索数が多かったキーワードでも、時間が経過するにつれて検索数が少なくなっている可能性があります。これは、ユーザーのニーズが時間の経過により変化した結果起きる現象です。

 

自社で対策したキーワード群の検索数が少なくなった分サイトに流入するユーザー数が少なくなってしまいます。このような事態を避けるためには、自社で狙っているキーワード群の検索数を定期的に確認し、大きな変化がないかを検証することが大切です。

 

検索数の減少を確認した場合は、近しいキーワードの検索数が増えている可能性が高いです。現在のトレンドを把握し対策するキーワードを変更していくことが大切です。

 

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住宅会社のキーワードの検索数の調査や選定はFREEDOM X株式会社のマーケティング室へご相談ください

SEOやコンテンツマーケティングの方向性を決める際、狙いたいキーワード候補を洗い出した後に検索数を調査することは大切な工程の一つです。検索数を調べることでユーザーのニーズを明確化でき、効率的に記事作成を進められます。

 

検索数を調査するには有料と無料のツールがあります。まずは無料ツールを活用し取り組んでみるといいでしょう。もし、より精度の高いキーワード検索数の調査やSEO施策を検討したい場合には、有料ツールを利用するという選択肢に加え、専門会社へ依頼してみるのもおすすめです。

 

私たちFREEDOM X株式会社のマーケティング室は、年間棟数約400棟の設計事務所であるフリーダムアーキテクツから独立し、住宅・不動産業界専門のWebマーケティング支援を行っています。

 

検索数をもとにしたSEOの施策に迷われていたり、より精度の高いマーケティング施策を実施したとお考えの際には、ぜひ一度FREEDOM X株式会社のマーケティング室へご相談ください。

 

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検索回数の調べ方に関するよくある質問

検索クエリの数を調べるには?

検索クエリの数を調べるには、Googleの無料ツールである「Google Search Console」を使用すると良いでしょう。このツールを使用すると、あなたのウェブサイトにどのような検索クエリで訪問者が来ているのか、またその数はどれくらいなのかを調べることができます。具体的な手順は以下の通りです。

1. Google Search Consoleにログインします。
2. 左側のメニューから「パフォーマンス」を選択します。
3. 「クエリ」タブを選択します。

これで、あなたのウェブサイトに関連する検索クエリとそのクリック数、表示回数を確認することができます。

1日に検索される検索数は?

申し訳ありませんが、あなたの質問は注文住宅に関するものではないようです。私は注文住宅に関する専門知識を持つAIですので、その他のトピックについての質問には適切に答えることができません。注文住宅に関する質問があればお気軽にどうぞ。

リスティングとSEOの比較は?

リスティング広告とSEOは、どちらもウェブサイトへの訪問者数を増やすための手法ですが、その方法と効果は異なります。

リスティング広告は、検索エンジンの広告スペースに自社の広告を掲載し、ユーザーが特定のキーワードを検索した際に広告を表示する方法です。広告費を支払うことで即座に上位表示が可能であり、短期間での集客や売上向上を目指す場合に有効です。

一方、SEO(検索エンジン最適化)は、ウェブサイトの内容や構造を検索エンジンが理解しやすい形に最適化することで、自然検索結果の上位表示を目指す手法です。SEOは長期的な視点での集客を目指すもので、一度上位表示を獲得すれば広告費をかけずに訪問者を獲得できるというメリットがあります。

しかし、SEOは検索エンジンのアルゴリズムに大きく影響を受け、そのアルゴリズムは頻繁に更新されるため、常に最新の情報に対応した対策が必要となります。また、上位表示を獲得するまでに時間がかかることもあります。

リスティング広告とSEOは、それぞれの特性を理解し、ビジネスの目的や状況に応じて適切に組み合わせて使用することが効果的なウェブ集客を実現するための鍵となります。

Googleの検索数を調べる方法は?

Googleの検索数を調べるには、Googleの無料ツールである「Googleトレンド」を使用することが一般的です。Googleトレンドでは、特定のキーワードの検索ボリュームやトレンドを調査することが可能です。また、地域別や期間別の検索数の変動も確認できます。ただし、具体的な検索数を知ることはできず、相対的な人気度やトレンドを把握するためのツールとなります。具体的な検索数を知りたい場合は、Googleの広告ツールである「Google Ads」のキーワードプランナーを使用すると良いでしょう。ただし、Google Adsは有料の広告サービスであり、キーワードプランナーをフルに活用するには広告費用が発生します。

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